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『クマの紳士は天変地異を救えるか?』

博士「さて小林君、年も改まったことだし張り切っていこうかの」
小林「はい!新年早々『オリエント急行殺人事件』を観に行ったら違う映画館を予約してて危機一髪だった博士!
博士「いやーあれは焦った。映画館に着いて発券しようとしたら『お客様のご予約はありません』とか言われての。よく見たら日本橋で観るつもりが間違えて新宿の席を予約しとったんじゃ」
小林「なんでまたそんな間違いを」
博士「最近老眼でスマホの予約アプリが見にくいんじゃよ。たまたま早めに着いてたんで地下鉄に飛び乗って新宿まで移動して元旦の歌舞伎町を全力疾走してギリ間に合った
小林「ご苦労様でした…」

『ジオストーム』

吉田Pのオススメふきカエル

1月19日より公開中
監督:ディーン・デブリン
出演:ジェラルド・バトラー ジム・スタージェス
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:
wwws.warnerbros.co.jp/geostorm/

世界中が度重なる自然災害に悩まされている中、 全世界の天候を制御する気象コントロール衛星が開発され、 世界の天候は完璧に管理されていた。 その衛星が突然暴走を開始。リオデジャネイロは寒波に襲われ、ドバイが洪水になるなど、想像を絶する空前絶後の災害が勃発する。科学技術者ジェイクは仲間と共に地球の危機に立ち向かっていく…
→話題のふきカエ:『ジオストーム』

 

小林「こりゃまたトンデモない話ですねー」
博士「ここしばらく地球規模の災害映画ってのが無かったからの。たまにはこれぐらい派手にあちこちぶっ壊してもらわんと辛気臭くていかん」
小林「監督のディーン・デブリンってどっかで聞いたことのある名前ですけど」
博士「もともとは脚本家兼プロデューサーで、あのローランド・エメリッヒと組んで『インデペンデンス・デイ』や『GODZILLA』を作っとったんだが、今回満を持して監督デビューしたんじゃ」
小林清々しいほど作風にブレがないですね
博士「ドカーン!とかバコーン!とかやらせたら天下一品じゃ。つかそれしか無いし」
小林「で、今回は気象コントロール衛星が暴走して世界中がエライことになる、と」
博士「リオデジャネイロが氷河期になり香港は灼熱地獄、ドバイを大洪水が襲って東京にはでっかい雹が降り注ぐんじゃ」
小林「おちおち外も歩けないなあ」
博士「そういう問題じゃなかろう」
小林「そこで人類が英知を結集して衛星の暴走に立ち向かうんですね」
博士「さよう!その先頭に立つ天才科学者がジェラルド・バトラーじゃ」
小林…あの人が?科学者?
博士「何じゃ文句あんのか」
小林「だって『300』とか『エンド・オブ・ホワイトハウス』の人でしょ?天才科学者に見えるかなあ」
博士「そういう設定なんじゃから仕方なかろう。それを言ったら大統領役なんかこの人じゃぞ」
小林「…アンディ・ガルシア!モーガン・フリーマンとかじゃなくて?」
博士な?嫌が上にもハラハラドキドキ感が倍増するじゃろ
小林「…ある意味では」
博士「こういうトンデモ超大作を堂々と作ってこそのハリウッドじゃよ」
小林「本国での評価が『1998年夏の超大作!』だったっていうのも納得ですね」
博士「そして吹替え版にも超大作に相応しい顔ぶれが揃っとる」
小林「えーと、主要キャストが上川隆也、山本耕史、ブルゾンちえみ…」
博士「バラエティ豊かじゃろ。上川氏はキャラにピッタリじゃし、ブルゾンちゃんが意外と好演」
小林「お笑いの人って基本的にカンがいいですからね…あれでもあと一人は?」
博士「いや芝居はともかく彼とは個人的にちょっとな」
小林「何かあったんですか」
博士ワシの堀北真希を返せ!

 

『パディントン2』

吉田Pのオススメふきカエル

1月19日より公開中
監督:ポール・キング
出演:ヒュー・ボネヴィル ヒュー・グラント
配給:キノフィルムズ
公式サイト:
paddington-movie.jp

ペルーのジャングルからイギリスのロンドンへやってきた熊のパディントン。親切なブラウンさん一家と幸せに暮らし、今では街の人気者。ペルーに住むルーシーおばさんの100歳の誕生日プレゼントを探していたパディントンは、骨董品屋でロンドンの街並みを再現した飛び出す絵本を見つけ、絵本を買うため初めてのアルバイトに精を出していた。しかしある日、その絵本が何者かに盗まれてしまう。警察の手違いでパディントンが逮捕されてしまい…
→話題のふきカエ:『パディントン2』

 

博士「…気を取り直して次いこうか」
小林「わーいモフモフだー」
博士「前作から4年ぶりの続編じゃな。今回も可愛いクマの紳士が大活躍するぞ」
小林「主要キャストは前のままですけど、ゲスト俳優は交代してますね」
博士「前作ではニコール・キッドマンが怪演しとったが、今回の悪役はあのヒュー・グラントじゃ」
小林「また上手いところを持ってくるなー」
博士「しかも役どころが『かつては有名だったが今は落ち目、ナルシストで傲岸不遜な俳優』ときた」
小林「これまでの彼の経緯を知ってると笑える自虐ネタですね」
博士「元はと言えばオックスフォード卒の秀才で、『モーリス』の美少年役でブレイクした二枚目俳優じゃからの。その後も『フォー・ウェディング』や『ノッティングヒルの恋人』でラブコメの帝王なんて呼ばれとったのが、いろいろ女性関係のおイタが過ぎてゴシップ紙の常連に」
小林「でもその辺のイメージを逆手にとって『ブリジット・ジョーンズの日記』じゃ二枚目だけどヤな奴、みたいなキャラを飄々と演じてるあたりが役者ですよねー」
博士「今回共演してるヒュー・ボネヴィルは “共演するのは嫌だったが、この役に合う自己中心的な俳優は彼の他にいない、と監督に説得された” なんて言っとるな」
小林「でも実際はこの二人、『ノッティングヒルの恋人』で共演して以来の親友なんですよね」
博士「まあイギリス人特有の捻くれたユーモアじゃな」
小林「そんなヒュー・グラントが小さなクマと追いかけっこするとか、想像するだけで楽しそうですよね」
博士「さらに吹替え版だとパディントンが松坂桃李、ヒューが斎藤工のイケメン二人というのがまた面白いぞ」
小林「二人とも二枚目なのに加えて芸達者ですからね」
博士「松坂君はいま朝ドラの主役を張ってるのに続いて今年も主演映画や舞台が目白押し。斎藤君も俳優業に加え監督としても初の長編『blank13』が間もなく公開じゃ。でこっちの主演が高橋一生ときた」
小林うわ。もう女性ファンの絶叫が聞こえてきますね
博士「斎藤君は相当な映画オタクとしても有名なだけに、外国映画の吹替えでも実に演技のツボを心得とるからの。お手並み拝見じゃ」
小林「…ちょっと上から目線なのが気になりますが、乞うご期待ですね」

 

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