2016年12/30(金)夜11時~深夜1:30、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が放った衝撃ヒューマンサスペンスプリズナーズ』が新録・吹替え版でBSジャパンにて放送されます!

※2017年4/9(日)昼1:30~新録吹替版再放送決定!
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感情を揺さぶられるこの作品に豪華声優陣が大集結!!
そのアフレコ収録が行われ、主人公ケラー・ドーバー役(ヒュー・ジャックマン)に山路和弘さん。プリズナーズDVD版では、ケラー・ドーバー役の声をあてられた、東地宏樹さんが今回はロキ刑事役(ジェイク・ギレンホール)に。他にもフランクリン・バーチ役に中尾隆聖さん、ナンシー・バーチ役に朴璐美さん、グレイス・ドーバー役に藤本喜久子さん、そしてこの事件のカギを握るアレックス・ジョーンズ役に浪川大輔さんと豪華な声優陣が大集結しました。

プリズナーズ

ヒュー・ジャックマン(ケラー・ドーバー):【声の出演】山路和弘
ジェイク・ギレンホール(ロキ刑事):【声の出演】東地宏樹
ビオラ・デイビス(ナンシー・バーチ):【声の出演】朴璐美
マリア・ベロ(グレイス・ドーバー):【声の出演】藤本喜久子
テレンス・ハワード(フランクリン・バーチ):【声の出演】中尾隆聖
ポール・ダノ(アレックス・ジョーンズ):【声の出演】浪川大輔

 

豪華声優陣の皆様からコメントが届きました。
プリズナーズ
左から:中尾隆聖さん、朴璐美さん、東地宏樹さん、山路和弘さん、藤本喜久子さん、浪川大輔さん

——新・吹き替え版のアフレコ収録を終えた感想は?
山路和弘さん:この映画を観たことがあって、自分が以前吹替えを担当したと思っていたんです。でもそれが今回初めてだったとわかって大変でした。(DVD版では東地さんがケラー役)だから東地さんのイメージをなぞってやっていました(笑)

東地宏樹さん:自分がやった役を山路さんがやっているのを見ながらアフレコをやるという不思議な感覚に陥りましたが、全然違和感がありませんでした。そういう意味では『プリズナーズ』は忘れられない作品になりましたね。最近新録してくださることが少ないので、貴重な体験をさせてもらいました。

朴璐美さん:人間として絶対やってはいけないということはよくわかっているけれど、娘が助かるヒントが何かもらえるのであれば、良心を痛めてでも娘が助かる方法へと動いたんじゃないかと、ナンシーをやりながら思いました。それがいいか悪いかはわからないですけど。

藤本喜久子さん:ラストに向けて、ますますホッとできないし、グレイスを吹き替えしてると、いろんな意味で複雑な気持ちになりました。そしてラストの…あのシーン、私としては辛すぎますね。受け取り方は人それぞれでしょうけど。 マリア・ベロさんは違う作品で2か月くらい担当させていただいて、今年2回目なんですけど、親近感というか、自分の中に乗り移っているというか・・・魅力的な方なので今回も担当させていただいて嬉しいです。

中尾隆聖さん:スタジオの中も緊張感いっぱいでした。普段あまり“人間の声”をやらないので、緊張します。しかもこの作品のセリフは言葉一つひとつ重みがあるので、より緊張しました。

浪川大輔さん:心を動かされ、締め付けられるような作品なので、いろいろ考えさせられました。アレックス自身、難しい役なので、後半ポイントとなる言葉が結構あり、それがはっきり聞こえないといけないというのと、あとはアレックスの特性を出したようなしゃべり方という2つを意識しました。OAでどういう言葉を発するかというのを気にしながら見ていただけると、このお話がより分かりやすくなるかなと思いました。

——特に気持ちが入ったシーン
山路和弘さん:アレックスを尾行して娘の居場所を吐かせようと、どんどん追い詰めていくシーンのケラーのあの先走り感・・・好きです。

東地宏樹さん:捜査がうまくいかないという苛立ちに対して気持ちがどんどん入っていき、自分がどんどんミスリードしていくというのは作品としてうまくいく方法だと思いました。でも以前ケラー役をやっていたので、ケラーが靴下をみて「そうだ!」というシーンは観ていて他人事とは思えなかった(笑)

朴璐美さん:アナを思い、グレイスに声をかけるシーンは、ナンシー自身とても複雑な思いだと思うし、そのセリフは絶対思っていないと言えないセリフだと思うので、難しかったです。

藤本喜久子さん:ラストのシーンにむけて、自分なりに気を付けようと思いました。キーワードになるセリフが出てくるし、前の情報をちゃんと聞いてないとそれがきっかけになっていくので、その点は丁寧に言うようにとか。あとは娘や夫にふりかかってくる事態を、受けとめる母親として、妻としての気持ち。精神的にボロボロになっていると思うので、気持ち的にはそう感じて挑みました。

中尾隆聖さん:主人公のケラーをなだめるシーンが、一番自分がやってる中では重いシーンだと思いました。自分の中での葛藤が見えたところで、本当は子供のためにだとかあるけど、そこまでできないというシーンが一番フランクリンの性格がでていたと思います。だんだんケラーが狂気になっていくさまが見えてきているところなので、見ている人の心境もフランクリンが代弁しているような感じだったと思います。

浪川大輔さん:全部がどのセリフも難しいというか、アレックス自身を考えると、アレックスは素直な言葉を発していたり、周りからするとすごく気になる言葉を言っていたりするので、どう捉えられるかなというのを気にしつつ、状況によっては素直な気持ちなのに変化していくっていうのは気を付けて演じたつもりです。苦しいながらも素直な気持ちで最後までやれたというところがポイントになると思います。また少女たちの歌っていたジングルベルの歌が鼻歌で出てしまうシーンは難しくて、何度も録り直しました。

——視聴者へのメッセージ
山路和弘さん:それぞれの登場人物にカメラを寄せているので、誰が中心にいるかわからないというところが面白い。家族の絆を感じていただければと思います。

東地宏樹さん:怖い話ですけど、もしこれが現実にあったらということを考えさせられる作品ではあります。視点がいろいろありますね、観点が動いているので。それは面白い映画の素養というか見ている方がどんどん引き込まれていくと思います。

朴璐美さん:重いテーマの作品ですけれど、手に汗握る展開に目が離せなくなること間違いないです。
年末、家族で過ごされる方々、たくさんいらっしゃると思いますけれど、今一度家族の絆を確かめあえる作品だと思います。2016年のアカ落としと思って、ちょっと重いけれども観ていただいて、家族の絆を確かめあってほしいなと思います。

藤本喜久子さん:年末でこの時間(の放送)は、じっくり見るのにいい時間ですよね。
気分爽快に新年を迎えるのは、あたりまえすぎてつまらないと思ってる人には、ぴったりの作品だと思います(笑)。ラストが印象的なので、かなり重い映画だけど1回見ると忘れない作品だと思います。ぜひご覧ください。

中尾隆聖さん:豪華なキャストの方たちで映画を聞けるのはなかなかないと思うので、ぜひ聞いていただけたらと思います。一人ひとりで録ることが多い中、一堂に会してスタジオで録るのは良い緊張感があってよかったです。

浪川大輔さん:2回3回見るとまた違う見え方があると思います。今回の放送でこの映画を知ってもらって多くの人に観てもらいたいです。こういう考えさせられる作品は観る人が多ければ多いほどよりいろんな感情が出てきますし、純粋に家族愛からわからなくもない気持ちもある。好きな人やものを守るためには、必死さが周りには歪んで見えてしまうときがあるし。それを考えるとどこまで共感できてどこまで共感できないみたいな線引きも人それぞれだなという印象を受けました。この作品が今年1年の汚れを受け入れてくれそうなので、来年から明るくいきたいと思います。

夏目健太郎プロデューサーコメント
年末に放送するには少しヘビーな内容かなと思いながら、作品をじっくり観てもらうには、年の瀬も迫った夜も深めの時間というのは、もしかしたら観る側にとっていい時間なのではと思い放送を決めました。これだけのメンバーが揃っての新録、演者たちも抱いた作品に対する思いが視聴者にも伝われば、そう期待しています。
本作品、父親の行為はおそらく、暴走です。それで彼も裁かれるだろう、そういう話です。ただ近年のアメリカ映画を観ていて感じるのは、周りの迷惑以上に家族が大事という作品が多いこと。それは逆に言えば、アメリカの家庭の多くが、多くの闇を抱えている反面なのではと感じています。そして、日本で起こる事件が、何だか映画より恐ろしさを感じさせる社会になってきてるのではと…。来年の酉年、皆さんにとって良い一年になりますように。

年忘れシネマスペシャル『プリズナーズ』
プリズナーズ
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【放送日時】2016年12月30日(金)夜11時~深夜1:30
【監督】ドゥニ・ビルヌーブ
【出演者】ヒュー・ジャックマンジェイク・ギレンホール ほか
【あらすじ】ペンシルバニア州で小さな工務店を営むケラー・ドーバー(ヒュー・ジャックマン)の幸せに満ちた日常は、突然終わりを告げた。感謝祭の日の午後、6歳の娘アナが親友ジョイと一緒に外出したまま、忽然と消えてしまったのだ。動揺したケラーは妻のグレイス(マリア・ベロ)、ジョイの両親とともに周辺を探すが、娘たちの姿はどこにもない。そんな中、ケラーの息子ラルフが、2人が消える直前に怪しげなキャンピングカーが停車していたことを思い出す。通報を受け捜査を開始した地元警察はすぐさま手配中の車を発見、運転席にいたアレックスを容疑者として拘束する。しかし自白も物証も得られず2日後に釈放。担当するロキ刑事(ジェイク・ギレンホール)の生温い対応に不満を隠せないケラーは、アレックスがふと漏らしたひと言から彼が犯人だと確信する。