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あぁ本当に時の流れは速すぎる…。世界中が新型コロナウィルスで右往左往しているうちに、2020年も半分が終わってしまいました。皆様お変わりありませんか? 今は一人一人がサバイバーです。不要不急の外出規制から早3ヶ月。とにかく手洗い・うがい・マスクをしっかりと!!

長谷川のお薦めって事でどうでしょうでは今月の1作目、2013年公開、クリスチャン・ヴァンサン監督作品

『大統領の料理人』

をご紹介します。この映画は、フランス大統領官邸初の女性料理人、ダニエル・デルプシュをモデルにした実話です。
フランスの片田舎で小さなレストランを開いているオルタンス・ラボリ(カトリーヌ・フロ)は、ある日突然、以前一度名刺を渡しただけのジョエル・ロブションの推薦で、大統領官邸[エリゼ宮]にスカウトされる。そこでなんとフランソワ・ミッテラン大統領(ジャン・ドルメッソン)専属料理人として抜擢されるのだった。しかし、厨房の男たちから嫉妬や嫌がらせにあってしまう。給仕長のジャン=マルク・ルシェ(ジャン=マルク・ルーロ)や助手のニコラ・ボヴォワ(アルチュール・デュポン)の協力の下、素材の味を活かした素朴なフランスの家庭料理をこよなく愛する大統領から信頼を得るが、経費削減や大統領の健康を重視したメニュー作りにより、次第に作りたい料理を出せなくなっていった。何よりも大統領に美味しいと喜んでもらうことを考えていたオルタンスは、官邸の厨房の窮屈さに疲れ果て、2年で辞めてしまう。オルタンスが次に選んだレストランは、フランスの観測基地の南極だった。だがその仕事もあと1日。オルタンスの心は既に次の目標に向かっていた。
数々の美味しそうな料理と共にこの物語を彩るふきカエのキャストは、オルタンスを小山茉美さん、ミッテラン大統領を大木民夫さん、ジャン=マルクを木下浩之さん、ニコラをKENNさんがアテられ、優雅なひと時を魅せてくれます。観ているとお腹が減ってきますので、是非お食事しながら楽しみください。
 

長谷川のお薦めって事でどうでしょう今月は伝記シリーズで参りましょう!2作目は2020年公開、クリント・イーストウッド監督作品

『リチャード・ジュエル』

です。現代社会にダイレクトに突き刺さるテーマを実話に基づき描いた映画です。
1996年7月27日。アトランタオリンピック期間中ライブ会場となっている公園で、不審物を発見した警備員リチャード・ジュエル(ポール・ウォルター・ハウザー)。彼の通報のおかげで爆発前に人々を避難させることができたが、それでも2名の死者と100人以上の負傷者を出す大惨事。メディアは第一発見者であるリチャードを、被害を最小限に留めた英雄として持ち上げたが、“FBIはリチャード自身が爆弾を仕掛けた容疑者ではないかと疑っている”と地元紙が報じたことにより、英雄から一転、容疑者として糾弾されてしまう。FBI捜査官トム・ショウ(ジョン・ハム)は、取り調べや家宅捜査、彼の友人への聞き込みを行い、徐々にジュエル一家を追い詰めていく。リチャードは、かつての職場で知り合った弁護士ワトソン・ブライアント(サム・ロックウェル)を頼り、母親のバーバラ・ボビー・ジュエル(キャシー・ベイツ)と共にFBIやメディアと対峙していくことを決意する。
この重いテーマに向き合うふきカエのキャストは、リチャードをかぬか光明さん、ワトソンを家中宏さん、バーバラを小宮和枝さん、トムを山野井仁さんがアテられ、緊張感のあるストーリーを重厚に魅せてくれます。誰もが加害者にも被害者にもなり得る今、考える一つのきっかけにご覧いただきたいと思います。

[作品画像はAmazon.co.jpより]
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