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『2018年ふきカエ総決算!』

博士えーーお!
小林「…はい?」
博士えーれれれれれろ!
小林「どどどうしたんですか博士」
博士りーろりろりろりろれろ!
小林「…あの、それもしかしてフレディ・マーキュリーの」
博士さよう!1985年のライブ・エイド、クイーンの伝説のステージじゃ
小林「さては『ボヘミアン・ラプソディ』観ましたね?でもあの映画吹替え版じゃないからこのコラムに関係ないんじゃ…」
博士「だからこそ本題の前にマクラで振っとるんじゃないか!では皆様ご一緒に!えーーー
小林「ハイハイじゃ始めますよ」
博士オーライッ!

博士「…ということで今回は2018年のふきカエ総決算。当コラムでご紹介できなかった傑作の数々を改めてプッシュしよう、という企画じゃ」
小林“博士の独断と偏見に基づいて”が抜けてますよ」

 

『シェイプ・オブ・ウォーター』オリジナル無修正版

吉田Pのオススメふきカエル

監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:サリー・ホーキンス マイケル・シャノン(咲野俊介)

1962年、冷戦下のアメリカ。政府の極秘研究所の清掃員イライザは、密かに運び込まれた不思議な生き物を目撃する。イライザはアマゾンで神のように崇拝されていたという“彼”にすっかり心を奪われ、こっそり会いに行くように。幼少期のトラウマで声が出せないイライザだったが、“彼”とのコミュニケーションに言葉は不要で、2人は少しずつ心を通わせていくが…
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小林「あー、これは良作でしたねー。アカデミー賞も取ったし」
博士「監督のギレルモ・デル・トロといえば、そういった賞からは一番遠くにいた人じゃからの。なにしろ出世作が『ミミック』じゃ」
小林「どんな映画でしたっけ?」
博士デカいゴキブリが人を襲う
小林「うわあ」
博士「その後が吸血鬼をぶった切る『ブレイド2』に、怪獣対巨大ロボの『パシフィック・リム』。完全にそっち系の人だったのが、次に作った作品でアカデミー賞じゃ」
小林つっても半魚人映画ですけどね
博士「その半魚人の造形が実に見事でな。映画を見ていると、喋りもせず表情もない彼の心情がひしひしと伝わってくるんじゃ」
小林「ということは吹替え版でも…」
博士「もちろん喋らんよ。まあもし広川太一郎氏が吹替えてたら多分喋っとったがな。加えてこちらもアカデミー主演女優賞を受賞したサリー・ホーキンスも、発話障害という設定なので主役なのに台詞がない」
小林「でも吹替え版はあるんですよね」
博士「主役に台詞がない以上、脇役は責任重大じゃな。本作ではサリーの隣人リチャード・ジェンキンスに安原義人、敵役のマイケル・シャノンに咲野俊介という芸達者を揃えておる」
小林「咲野さんの悪役はともかく、安原さんの老け役って珍しいですよね」
博士「それがまた枯れた味わいがあって実によいんじゃな。さすがベテラン。サリーと語らいながら二人でパイを食べるシーンなんぞグッと来たわ」
小林「で、映画の後にキーライムパイを食べたくなったらお近くのカフェ・バビーズへ!」

 

『レディ・プレイヤー1』ブルーレイ&DVDセット

吉田Pのオススメふきカエル

監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:タイ・シェリダン(KENN) オリヴィア・クック(坂本真綾)

2045年。荒廃した格差社会に暮らす人々の唯一の希望は、VRの世界「OASIS(オアシス)」にアクセスし、理想の人生を楽しむことだった。ある日、オアシスを開発した大富豪のジェームズ・ハリデーが死去し、オアシスの隠された3つの謎を解明した者に、莫大な遺産とオアシスの運営権を明け渡すというメッセージが発信される…。
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小林「あ、来ると思った」
博士「なんじゃそのしたり顔は」
小林「だってこんなオタク映画に博士が反応しないわけないでしょ」
博士「失敬な。これはただのオタク映画に非ず!オタク界の頂点に君臨するスピルバーグが世界中のオタクたちに向けて作ったオタク映画の最高峰じゃ」
小林結局オタクじゃん
博士「まあ、そこは否定せんがな」
小林「あれ、素直ですね」
博士「この映画を観るとしみじみ思うんじゃよ。この歳までオタクをやっとってよかったなあ、と」
小林「とにかくアニメから映画からゲームから、人気キャラクターがてんこ盛りですもんね」
博士「のっけから爆走するデロリアンにTレックスが襲いかかるわ、シャイニングの洋館ではちゃんとエレベーターから血の海が噴き出すわ、とどめは最終決戦で悪のボスが叫ぶ『○○○○○を出せ!』じゃな」
小林「一応ネタバレなので伏せ字にしときますね」
博士「それに対して主人公の仲間が『俺は××××で行く!』と叫んだときはこっちも思わず『うそ!マジ?!』と叫んどったわ」
小林「確かにアレは驚きでした」
博士「まさか映画館の大画面で○○○○○対××××が見られるなんて…もうホントに…生きててよかった…オーイオイオイ(泣)
小林「あーあ泣き出しちゃった。伏せ字が気になる方はぜひブルーレイで観てくださいねー」
博士(号泣)

 

『ニンジャバットマン』ブルーレイ&DVDセット

吉田Pのオススメふきカエル

監督:水崎淳平
出演:バットマン(山寺宏一) ジョーカー(高木渉)

ゴッサムシティでゴリラ・グロッドが開発したタイムリープ装置が暴走。バットマンとロビン、ヴィランたちがその中に取り込まれ、時空の彼方に飛ばされてしまう。バットマンが目覚めた場所は、戦国時代の日本。それより2年早くこの地に着いていたヴィランたちは戦国大名として諸国を平定し、中でも第六天魔王として権勢を誇っていたのは、あのジョーカーだった…
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小林「ささ、涙を拭いて。最後の一本は珍しくアニメですね」
博士「今年は日本映画、中でも劇場版アニメが秀作ぞろいでの。『リズと青い鳥』『ペンギン・ハイウェイ』『若おかみは小学生!』も素晴らしかったが、やっぱりイチ押しはバットマンじゃな」
小林「この絵柄からしてもうカッチョイイなあ」
博士「アニメーション制作が水崎淳平氏率いる神風動画じゃからな。このアメコミチックな絵がバリバリ動いてグワングワン回ってバキーンでズゴーンでドンガラガッシャーン!
小林「気持ちはわかりますがどういう状況なんだかさっぱりです」
博士「あの怒涛のアクションを言葉で説明するほど野暮なモンもないからの。まあこれはとにかく観てくれとしか言えんわ」
小林「そして声優陣が…うわっ、これまた豪華だなあ」
博士「バットマンにはわれらが山ちゃんこと山寺宏一。ティム・バートン監督の実写版、『レゴバットマン』シリーズに続いてまたもバットマンを演じておる」
小林「今回もまた渋カッコいいですよね」
博士「当然じゃ。その激渋バットマンに対するのがジョーカー役の高木渉ちゃん」
小林「今やNHKドラマの常連になっちゃいましたねー」
博士「何たって大河ドラマに朝ドラじゃからの。こないだの『半分、青い』じゃ洋品店のおっちゃんの役じゃったが、いつ『ヒィーッヒャッヒャッヒャ!』とかけたたましく笑い出さんかひやひやしたわ
小林「さすがにそれは。でもその分こちらのジョーカー役では…」
博士「もう渉ちゃんの本領発揮!縦横無尽、八面六臂、全開バリバリの大暴れじゃ。アレはやっとる本人も大変じゃけど楽しかったろうなあ」
小林「朝ドラしか知らないうちのお祖母ちゃんが見たら目ぇ回しちゃいますね」
博士「その他にも隅々まで豪華キャストが揃っとるからの。必見じゃよこれは」

小林「ということで、本コラムも今年はこれで最後。次回は来年2月にお目にかかります。皆さまどうかよいお年を」
博士じゃあわしゃもう一度フレディと歌ってくっから

 

ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)
吉田Pのオススメふきカエル
♪We~will We~will Rock You~(ご一緒に!)

[作品画像はAmazon.co.jpより]
※Amazonのページで紹介しているDVD・ブルーレイ等のソフトは、日本語吹替え音声を収録していなかったり、このページで紹介しているものとは異なるバージョンの日本語吹替え音声を収録している場合や既に廃盤となっている場合もありますので、ご購入等の際はご注意ください。