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まるで梅雨のような東京。暑くないのは助かったのですが、なんだかパッとしない8月もあっという間に過ぎ去り、もう9月ですよー。あ~あ、時間の流れが早すぎて、意味わから~ん!!

ミス・シェパードをお手本に [DVD]

さて、気を取り直して、今回ご紹介する1作目。2016年公開のニコラス・ハイトナー監督作品、

『ミス・シェパードをお手本に』

です。アラン・ベネット(アレックス・ジェニングス)の心の声から始まるこの物語は、黄色のポンコツ車とその中で暮らすミス・シェパード(マギー・スミス)を取り巻く人々の、驚きの実話です。
ロンドンのカムデン、グロスター・クレセント通り23番地。ベネットがここに家を買うずっと前から、ミス・シェパードはこの通りで暮らしていた。そこは、ヴィクトリア時代の邸宅に文化人が暮らしているリベラルな地区。住人たちは、年老いた彼女を心配し、食べ物を差入れたりするが、お礼どころか悪態をつくばかり。やがて、路上駐車を追い立てられる日が来た。その状況を見かねたベネットは、自分の家の駐車場に車を停めたらと彼女に提案してしまう。そのたった一言から、15年の時間が過ぎ…彼女の真の姿が明かされるのである。
偏屈な変人おばあちゃんの自由な生き方を、リアルかつユーモラスに演じた、名女優マギー・スミスのふきカエを担当するのは、我が社の宝の一人、谷育子さん。観ているとついついにやけてしまうくらい巧みな演技でアテられています。そして、親切すぎるベネットを内田直哉さんが、パーフェクトな演技でアテられています。私にとっては、この仕事に携わることができて本当に良かったと思える2時間です。
観ているだけで幸せになれます。是非、ティータイムのお供にご堪能あれ。
 

わたしに会うまでの1600キロ [DVD]

続きまして2作目は、2015年公開、ジャン=マルク・ヴァレ監督作品

『わたしに会うまでの1600キロ』

をご紹介します。1995年、シェリル・ストレイド(リース・ウィザースプーン)は自身の離婚と最愛の母親、ボビー(ローラ・ダーン)の死を乗り越えることができず、自暴自棄な生活を送っていた。ある日シェリルは、その心の傷を癒すため、数千マイル続く、自然歩道パシフィック・クレスト・トレイルを一人で歩き通すことを決意する。重たいバックパックを背負い、ただひたすら歩き続けるシェリルの姿は痛々しい。山あり、谷あり、崖あり、そして一面の雪に苦労する。夜はテントで過ごし、食べ物はお菓子とおかゆだけ。観ている方が辛くなります。そんな長い長い旅を続けるシェリルを宮島依里さんが熱演し、母親ボビーをこれまた我が社の宝の一人、田中敦子さんが愛情たっぷりにアテられています。貴方もこの秋、心の旅に出てみませんか?

[作品画像はAmazon.co.jpより]
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